秋田県観光誘致協議会は11月13日、東京の全国町村会館で「ALL秋田・旅行エージェント商談会」を開いた=写真。秋田犬をテーマにした観光施設など、県の最新の話題を旅行業者に提供、商品化を呼び掛けた。秋田県の官民がそろって旅行業者向けに大規模なPR事業を行うのは初めて。
協議会の千葉潤一会長は「秋田には大きなポテンシャルを秘めたコンテンツがある。お客さまに満足いただける商品が造成できればありがたい」とあいさつ。
秋田県観光振興課の成田光明課長は今年と来年の県の話題をプレゼンテーションした。
県は現在、秋田犬をシンボルキャラクターにした観光キャンペーンを展開中。「秋田犬ステーション」など、秋田市内の3カ所に「秋田犬に会える場所」をオープンした。来年も大館市に観光交流施設「秋田犬の里」をオープンする。
このほか来年の話題として、「増田まんが美術館」(横手市)のリニューアルオープン、「全国豊かな海づくり大会」の開催(秋田市)を挙げた。ユネスコの無形文化遺産登録が有力視されている「男鹿のナマハゲ」も注目の観光素材とした。