外務省、中国人の個人観光ビザの発給要件を緩和

  • 2017年5月16日

 外務省は8日、中国人に対する個人観光の査証(ビザ)の発給要件の緩和を開始した。東北数次ビザの初回訪問地を現行の3県から6県に拡大したほか、経済力や所得を条件に数次ビザを取得しやすくした。インバウンド振興が課題の東北への誘客をはじめ、中国からの訪日客の拡大に効果が期待される。

 個人観光の東北数次ビザは、初回の宿泊先を東北とする条件で発給している。現行では岩手、宮城、福島の3県が対象だが、青森、秋田、山形の3県を追加した。加えて、過去3年以内に日本への渡航歴があることを要件としてきたが、今後は渡航歴を問わない。

 「十分な経済力」を有する人とその家族に対しては、初回の訪日目的を観光に限定して有効期間3年、1回の滞在期間30日以内の数次ビザの発給を開始した。

 「相当の高所得者」とその家族に対して発給している個人観光の数次ビザ(有効期間5年、1回の滞在期間90日以内)では、初回の訪日を観光目的に限定せず、商用や知人訪問などにも利用できるようにした。加えて旅行会社を仲介せずに航空券や宿泊先を自ら手配することを認めた。

 このほかに個人観光1次ビザでは、国際的なクレジットカードのゴールドカードの所持者に対しては申請書類を簡素化した。

 また、中国国外に居住する中国人に対しても、中国国内の居住者と同じ要件で観光目的の数次ビザを取得できるようにした。

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