triplaが提供するSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」は、8月末に「ホテルウィングインターナショナル鹿嶋」に導入された。これでホテルウィングインターナショナルチェーンなどミナシアが運営する全37施設への導入が完了。新機能「法人管理機能」と「SNSログインを活用した会員獲得機能」を使って、法人割引価格の宿泊販売や利用者への宿泊予約の利便性向上とCRM強化を推進していく。
ホテルウィングインターナショナルチェーンでは、自社予約率向上と顧客分析、CRMの強化に課題を抱えていたことから、triplaホテルブッキングを採用した。
triplaホテルブッキングの法人管理機能によって宿泊施設は、組織単位で法人割引を適用でき、法人価格で販売するプランの一括登録と販売が可能になる。法人に対しては法人専用ログインID・PWを貸与してオンライン上で予約可能とし、施設側は利用状況の一括管理を行い業務効率化と利便性向上が実現する。予約システム上での一元管理で、紙チケットの発行や電話などでの予約受け付け、表計算ソフトを用いた二重管理の手間が削減される。
法人側は、宿泊施設公式ホームページの法人ログインボタンから法人専用ID・パスワードを入力して予約画面にログインし、法人価格で簡単に宿泊予約が完了する。
triplaホテルブッキングでは、宿泊施設の個人会員獲得を促進するため、プラン詳細画面に会員価格をあらかじめ表示可能。会員レートを非会員にも表示することで会員になるメリットが伝わり、会員獲得率の向上が期待できる。SNSログインを活用した会員獲得機能により新規会員登録や会員ログインの際、Facebook、LINEのログイン情報が活用できるようになった。これにより、利便性が向上すると同時に、宿泊施設側は利用客の離脱を回避し、新規会員獲得とその後の会員へのアプローチとロイヤルカスタマー育成が可能になる。