シーナッツは10月29日、宿泊施設向けの予約・販売管理システム「TL―リンカーン」と、NinNin(東京都新宿区)が運営する宿泊予約システム「タビチャットエンジン」との連携を開始した。タビチャットエンジンに提供する部屋タイプやプランをTL―リンカーンで作成し、同システムで管理されている他のネット販売先と共有を行うことで残室、料金の一括調整が可能になる。
TL―リンカーンは、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整を一括で行える。販売にかかる手間を削減し、販売機会を拡大。ホテルシステム(PMS)とのデータ連携も可能なため、通知情報の手入力、転記などの業務負荷も軽減する。
タビチャットエンジンは、スマホに適したUI、UXを提供する宿泊予約システム。月額全て込みの6千円で、初期費用、オプション料金ともに無料。宿泊施設へのヒアリングやデータ分析をもとに改善を続けており、公式サイトの予約率向上に貢献する。
今回の連携により、通知受信連携による予約情報のデータ化と併せて、よりシームレスな残室・料金管理を実現することができ、TL―リンカーン導入施設は公式ホームページでの予約機能を拡充できる。