浜松いわた信用金庫(浜松市、高柳裕久理事長)は、東京海上日動火災保険と連携して取り組む「SDGs登録制度」のメンバー企業が、2024年度上期中にも100社を突破する見込みだ。1月30日現在のメンバー企業は89社。21年6月にスタートし、メンバー企業のESG(環境・社会・ガバナンス)対応を支援。女性社員活用や職場環境改善を柱に社員の健康増進の体制整備に協力。メンバー同士の交流会実施による販路拡大でも成果が生まれている。
登録制度は、(1)女性活躍推進の宣言(2)SDGs(持続可能な開発目標)関連の目標と計画――を信金に提出しメンバーとなる。加入情報は同損保と共有し、健康経営優良法人認定制度取得支援などのソリューションメニューを割引料金もしくは無料で受けられる。信金職員と同損保社員の同行訪問によるESG関連の経営課題についてのヒアリングも実施している。【記事提供:ニッキン】
会員向け記事です。