官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)は12月15日、「観光遺産産業化ファンド」を通じて、旅館不動産の取得、賃貸、回収を手掛ける福井県小浜市の株式会社、阿納(御子柴北斗代表取締役)に対する投資を実行した。このファンドによる投資としては14号目の案件となる。
阿納は、小規模な民宿や旅館が集積する小浜市阿納地区における経営者の高齢化、後継者不足などによる事業承継という課題について検討を重ねた結果、旅館統合プラットフォームとして設立された。検討には、REVIC、福井銀行、福井キャピタル&コンサルティング、阿納地区の民宿・旅館事業者、小浜市の観光地域づくり法人であるまちづくり小浜などが参加した。
会員向け記事です。