
5カ年の新中計を説明する部谷社長(3月8日、広島商工会議所)
ひろぎんホールディングス(HD)は3月8日、2024年4月から5カ年の新中期経営計画を発表した。主な経営指標には連結ROE(自己資本利益率)7%以上、連結自己資本比率11%程度、連結BPS(1株当たり純資産)2000円以上を掲げた。足元で0.65倍のPBR(株価純資産倍率)については、最終となる28年度までに1倍を目指す。
部谷俊雄社長は同日の会見で、PBRについて「投資家を意識して上げていきたい」と話した。自社の株価については「堅調だがまだまだ不満。マイナス金利解除を見据えた上昇のほか、我々の目指す地域価値向上によって上がってほしい」とした。なお、純利益目標は公表していない。【記事提供:ニッキン】
会員向け記事です。