NECディスプレイソリューションズは1月27日、業務用液晶ディスプレイの新商品でフルHD対応の70型「マルチシンクLCD—P701」を発売した。3月には、46型の「同LCD—V461」の発売も予定している。
P701は、対角70型(1778ミリ)の高解像度フルHD(1920×1080)対応の大型液晶パネルを採用。迫力ある映像表示の提供を可能にし、デジタルサイネージ(電子掲示板)市場での大画面の要求にこたえた。大型液晶でありながら縦置き、横置き兼用なので使用するコンテンツに合わせて設置できる。
対角46型(1168ミリ)の液晶パネルを採用したV461は、P701同様のフルHD対応。高精細な画像を再現する特長がある。
2機種に共通する主な特長は(1)幅広い信号をカバーする豊富な入力端子を装備したことで、さまざまな映像コンテンツの表示が可能(2)複数のディスプレイを使用する場合でも、1台のホストコンピューターからさまざまな操作や設定変更ができる(3)パネル負担を軽減する冷却ファンの装備──など。
また、2画面表示を可能にする「デュアルピクチャー機能」の搭載も売り。画面中央から均等に分割して左右に同じ大きさの画面が表示できるなど用途、目的に応じて2画面の表示形式が選択できる。
この件についての問い合わせ先は、NECモニターインフォメーションセンター(TEL0120・975・380)。