KNT―CTパートナーズ会(KCP会、3329会員)は5月29日、第6回通常総会を東京都港区のシェラトン都ホテル東京で開いた。2022年度の第4回通常総会以来、2年ぶりの開催。2024、25年度の会長として堀泰則会長を再任したほか、25年度以降の組織改正について決定。23年度の事業内容・収支決算の報告、24年度の事業計画・収支予算の承認、連合会・支部表彰などを行った。
総会の冒頭は堀会長が登壇。「コロナ禍が収束し、旅行需要も少しずつ復活している。特にインバウンドは大変な勢い。世界のお客さまが日本のことを安心安全で魅力のある国と認識している結果だ」と話し、今後の動向に期待を示した。「地域が元気になることが大事。皆さまは地域のオピニオンリーダーなので、『共生・共創』のテーマのもと今年度も会社としっかりとタッグを組み、地域創生に注力する。皆さまの知恵と工夫をもとに進めていきたい」とあいさつした。
会社からはKNT―CTHDの米田昭正社長をはじめ、近畿日本ツーリストの瓜生修一社長、クラブツーリズムの酒井博社長、近畿日本ツーリストブループラネットの浅妻勇社長が出席。
米田社長は、前回総会が中止となったことに触れ、昨年度に発生した過大請求事案の状況について再度報告。「本案件については1月末で返済が完了しているが、青森市での談合の件も残っている。引き続き真摯(しんし)に対応し、社内改革を進めていく」と話し、信頼回復とグループ一体運営の強化を推進すると改めて強調した。
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