ＫＮＴ―ＣＴホールディングス（ＨＤ）が発表した8月の取扱額（グループ5社計）は、287億3940万円で、前年同月比11.2％増だった。18年同月比では40.6％減となった。
国内旅行は前年同月比3.0％増の158億685万円。18年比では45.0％減。
内訳は、団体（一般、学生）が前年同月比19.4％増の35億8041万円。18年比では21.9％減。一般は、スポーツイベントの手配や企業系コンベンションなど大型案件の取り扱いがあったものの、前年同月比12.5％減と前年度を下回った。学生は夏の各種国内スポーツ大会における宿泊手配などの取り扱いが前年度を大幅に上回り、同53.2％増となった。
企画は前年同月比0.5％減の100億9078万円。18年比では47.0％減。うち、国内自社企画（フリー型商品）は、首都圏や北陸（福井）方面が好調だったものの、例年取り扱いの多い北海道・関西方面やテーマパーク商品が依然低調で、前年同月比17.7％減となった。
一方、クラブツーリズム国内（添乗員付き商品）では、北海道や関西方面、「東北夏まつり」が好調に推移。前年同月比は7.6％増となった。
会員向け記事です。
