近畿日本ツーリスト(KNT)は10日、来年3月に茨城空港(茨城県小美玉市)から台湾・桃園空港へチャーター便を運航すると発表した。相互チャーター形式をとる。KNTは「日台両国民の相互訪問を促進していくことで、県経済への貢献と観光魅力の発信に貢献したい」と話している。
チャーター便は台湾の航空会社、復興航空が運航し、3月11日を初便として同月は6往復、4月は4往復の計10往復する。使用機材はA321型機(180席)。
「最近の海外旅行は安・近・短方面が好調。茨城空港の3月開港に合わせて計画した」という。茨城空港発のツアー商品については12月上旬に「台北4日間」を発売する。最少催行人員は150人で、添乗員が同行する。旅行代金は7万9千円から。
茨城空港を昼ごろに出発し、昼ごとに帰国するスケジュールで、3泊とも台北滞在となる。ツアー参加者には開港記念として、「初就航記念搭乗証明書」を進呈する。