KNTは4月24日、国連本部広報局が承認する正式NGO団体「国連の友」のアジア太平洋地区での活動団体「国連の友アジア・パシフィック」と提携した。同社が主催する「まつり・イン・ハワイ」はじめ、アジア太平洋地域での国際交流、平和、文化的イベントなどを共催することで、旅を通してアジア太平洋地域の人々の相互交流の促進や平和文化の啓発活動を行う。
同日、米ニューヨークの国連本部で、吉川勝久・KNT社長とノエル・J・ブラウン・国連の友理事長兼国連の友アジア・パシフィック代表が提携に関する調印を行った。旅行会社として国連関連機関と提携を結ぶのはKNTが初めて。
KNTがこれまで行ってきた、旅行を通した相互理解活動や平和維持活動を同NGOが高く評価したことから、今回の提携に至った。
提携により同社は、平和、文化イベントの共催のほか、教育旅行での環境学習や社会貢献活動の推進や、同社グループ店頭への国連活動にかかわる募金箱の設置などを行う。また、同社パンフレットなどに国連の友と提携し、国連活動を応援していることを示すロゴを掲載することで、国連活動の啓発に協力する。 まつり・イン・ハワイは、国連の友アジア・パシフィックの設立母体である「国連の友」との共催イベントとなる。
調印式の様子