近畿日本ツーリスト(KNT)は23日開いた取締役会で、北海道と九州に新たに子会社を設立することを決めた。11月16日に新会社を設立し、来年1月1日付けでKNTから分割した北海道、九州の団体旅行事業部門をそれぞれの会社に吸収させる。分社化でより地域に密着した体制を整え、利益の拡大を図る。
新たに設置するのは、北海道地区が近畿日本ツーリスト北海道、九州地区が近畿日本ツーリスト九州。いずれも資本金が1億円、純資産、総資産が2億円で、KNTが100%出資する完全子会社となる。
同社では来年から始まる次期中期経営計画で、地域ごとに注力する市場の絞り込みを行うほか組織や拠点の見直しを進め、各地域の実情に即した営業の強化を掲げており、今回の分社化はその一環とみられる。
KNTでは分社後も両社と密接な連携を取り、KNTグループの全国横断型組織としての強みを生かした営業活動を進める考えだ。