
旅行・レジャー予約プラットフォームのKlookは9月28日、2022年第2四半期(4~6月)の売上高が第1四半期と比較して300%超増となったことを発表した。同社のイーサン・リン共同創業者兼CEOは、「多くの市場でコロナ禍前の収益を上回った。好調さは、事業を展開するブランドと業界の強さを立証している」と、強く、回復力ある企業であることを強調した。
同社は9月、創業8周年を迎え、記念事業を展開。日本ではシルバーウィーク前に8周年感謝キャンペーンを実施し、2019年に日本版サービスをリリースして以来、過去最多の新規会員登録数を記録した。
同社プラットフォーム上での検索数は前年比140%以上増加。予約可能なサービスを2019年比で4倍に増やしたほか、シンガポール、韓国、オーストラリア、マレーシアなど最も好調な市場では、コロナ禍前の海外旅行売上高を40%上回っている。日本の海外旅行再開が発表されて以来、Klook上では日本の旅行商品の検索が10倍に増加。台湾、香港、シンガポールの旅行者が需要をけん引している。
「アジア太平洋地域での海外旅行の成長が加速していることを意味する」と同社。