
JTB協定旅館ホテル連盟の新潟支部(小林庄一支部長)は2月28日、JTBの首都圏の販売担当者に向けた企画商品販促懇談会「食のにいがた春うらら」を開いた=写真。村上牛やコシヒカリ、銘酒「越の寒梅」といった新潟の“食”を会場に並べて、その味を堪能してもらおうという趣旨。販売担当者へ直に増売をアピールした。
「四季に富む新潟から食材を持ってきた」と小林支部長。村上牛のローストビーフ、松之山棚田コシヒカリ釜炊きご飯のほか、県内8旅館の料理人が足を運んで作った八海サーモンマリネやあんこうの粕汁など、いずれも新潟の旬のもの。集まった約100人のJTB社員は、食のうまさと豊富さに驚きながら、思い思いに箸を進めていた。
新潟支部からは約60人が参加。女将会「朱鷺めき会」のメンバーも加わっており、小林支部長は「新潟は酒、米がおいしいが、一番は女将のもてなし」と語った。
JTBを代表してあいさつした野口正太郎・上野支店長は、社員に対して「昨年、新潟は中越沖地震でたいへんなダメージを受け、完全には吹っ切れていない。意をくんで、新潟の販売に努めてほしい」と強調した。
