
サービス優秀旅館・ホテル表彰を受けた4施設と笹本名誉会長
北海道支部連合会(277会員)は5月30日、札幌市の京王プラザホテル札幌で通常総会を開き、役員改選や19年度事業計画の承認などを行った。役員改選では、桶川昌幸会長(センチュリーロイヤルホテル)を再選し、副会長に新任1人を含む6人を選任した。役員の任期は2年で、桶川会長は2期目となる。
総会には会員約160人のほか、来賓として旅ホ連本部の大西雅之会長やJTBの光山清秀、皆見薫両常務が出席した。
19年度事業では、本部重点課題であるJTBと連携した宿泊増売、地域振興・観光振興、人財育成、組織強化の取り組みを一層進めるとともに、支部特別事業の着地型商品開発やインバウンド対応への支援の強化、渉外営業担当者の研修受け入れ事業などを推進。地域での宿泊増売連絡会議の開催や人材育成に向けた教育プログラムへの参加などにも力を入れる。
桶川会長は、あいさつで「昨年9月の胆振東部地震の際には、業界あげて被害のまとめや関係先への陳情活動に取り組み、いち早く支援を実現することができた」と謝意。また、今後の宿泊業界に触れ、「人口減少の中で国内旅行客も右肩下がりが心配され、それだけにインバウンドをめぐる地域間競争の時代になってくる。関係者一丸となって個性ある地域づくりを進めていかなければならない」と強調した。
旅ホ連本部の大西雅之会長は、JTBの大胆な経営改革やダイナミック化の取り組みを紹介した後、「宿泊業界にも、従来の課題に加え新たな変化が押し寄せてきている。多くのノウハウを持つJTBと、送客と受け入れだけでなく、経営改革のパートナーとして双方がWIN&WNになる新たな関係を構築していくことも重要だ」などとあいさつした。
また、「お客様紹介運動」実績上位旅館・ホテル(5施設)、「サービス優秀旅館ホテル」(4施設)の表彰が行われ、笹本潤一名誉会長(JTB北海道広域代表)から各施設の代表者に表彰状を授与した。
【サービス優秀旅館・ホテル】キキ知床NATURAL RESORT▽JRタワーホテル日航札幌▽望楼NOGUCHI函館▽登別温泉郷滝乃家
サービス優秀旅館・ホテル表彰を受けた4施設と笹本名誉会長