中部支部連合会(濱田政利会長、870会員)は5月14日、石川県金沢市の金沢東急ホテルで19年度通常総会を開催した。19年度事業計画では、「活発な交流機会の創出 個性ある地域づくり」を基本テーマとし、「宿泊増売」「地域振興・観光振興」「人財育成」「組織強化」の四つを重点推進事項として活動することを決めた。
宿泊増売は、宿泊販売目標4500億円(中部741億円)の達成を第一に挙げた。旅ホ連とJTBのWIN&WINに向けた取り組みの整理と強化を図るほか、個人・法人各ビジネスユニット・グループ各社の販売チャネルを通じた宿泊増売の促進と支援、訪日インバウンド需要の取り扱い拡大などを行う。合理的な現地受け入れ研修、個人宿泊研修の制度構築と活用促進にも取り組む。
地域振興・観光振興は、「個性ある地域づくり」を推進。JTBの地域交流事業への支援も行う。
人財育成では、各種セミナーを充実させる。「日本の宿 おもてなし検定」の受験者と受験施設数の拡大と、「ホテルビジネス実務検定」の受験奨励などにも取り組む。
組織強化では、旅ホ連活動の全会員への浸透と告知強化、JTB社員との交流機会の創出、会員施設の維持・拡大、人財不足対策などを進める。