JTB協定旅館ホテル連盟は、会員宿泊施設での従業員の技能向上を目的に、日本ホテル教育センターが主催する「和食検定」の受験に対して補助を行っている。現在、来年2月23日に実施される第8回初級レベルと第16回基本レベルの各試験への参加を呼び掛けている。申込期間は1月16日まで。
和食検定は、「和食文化の正しい理解と継承」と「日本古来のおもてなしを中心とした業界人のレベルアップ」「日本文化の魅力を国内外に発信できる人材の育成」を目的とした筆記試験。和食の基本的な事柄を学び、和食文化への理解を深める「初級」、和食店で提供する日本料理の基本知識と専門知識を学ぶ「基本」、和食店でのサービスの基本から運営までの実務知識を学ぶ「実務」の3レベルが設定されている。
JTB旅ホ連では、会員限定特典としてテキスト、受験料の一部を補助する。具体的にはテキスト代の入門編4188円を3500円、基本編・実務編5700円を5千円に、受験料の初級レベル4千円を2千円、基本レベル5千円を2500円、実務レベル8千円を4千円にする(いずれも税込み金額)。
試験会場は東京、名古屋、大阪、福岡の4都市。一つの宿泊施設で各レベルの受験者の合計が5人以上の場合、その宿泊施設の用意する会場で受験ができる。