
カフェでは和菓子なども提供している(11月7日)
山梨中央銀行は、11月8日にJTBが河口湖駅近くに新設する観光情報発信拠点「ツーリストベース河口湖」に行員を1人派遣する。同行地方創生推進部で観光事業創出を担当する入行7年目の行員が、週3日のペースで勤務。同行の観光事業本格化に向けてノウハウを学んでいく。
同施設では、カフェ事業や着物・甲冑(かっちゅう)の着付け体験、オプショナルツアーの販売、電動キックボードなどモビリティレンタル事業を展開。カフェ事業では、1時間当たり2500円の利用料金で山梨県産米を使用したおにぎりやほうとうなどの食事を提供する。ツアーは県内周遊を促す内容で、いずれは近隣のホテルなどからも申し込みができるようにするという。JTBがカフェや着付けなどのサービスを提供する施設を開設するのは初めて。
山梨中央銀は2024年度上期をめどに旅行業の子会社立ち上げを目指している。ツアー販売などを見据えて、観光客の訪問先を選定するなど、同施設で取り扱うオプショナルツアーの造成でJTBと連携する。【記事提供:ニッキン】
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