JTB商事は15日、キャリーケース「ワールドヘリテージスマイルプロジェクト ジッパーキャリー」の新サイズ66センチタイプを発売した=写真。世界遺産をモチーフにデザインされたキャリーケースで、売り上げの一部は日本ユネスコ協会連盟の活動へ寄付される。
従来は2泊3日程度の46センチ、3泊4日程度の55センチ、5泊6日程度の60センチの3タイプがあった。今年の夏は長期休暇を利用した長めの旅行が増えており、1週間以上の長期旅行に対応した大きめの新サイズを企画した。
レッド、ブラック、ターコイズ、ピンクの4色。それぞれに(1)アメリカ合衆国の「自由の女神」(2)ペルーの「ナスカの地上絵」(3)オーストラリアのグレート・バリア・リーフ(4)フランスのエッフェル塔──の4つの世界遺産をモチーフにしたデザインを用意。ボディ前後のプリントだけでなく、内装にも同じデザインをあしらっている。
黒やベージュが多いキャリーケースの内装で世界遺産のカラフルなイラストを採用した同商品は、20、30代の女性を中心に販売が好調だ。
JTB商事の旅行用品販売店17店舗や、主要な百貨店、量販店、専門店などの旅行用品売場で販売する。価格は1万5750円(税込み)。
同プロジェクトは、「世界の子どもたちに笑顔を」をスローガンに、誰もが知っている世界遺産という視点から社会貢献活動を広めている。