JTBグループの旅行販売会社21社による14年4月の取扱額は前年同月比1.2%減の1124億5600万円で、うち国内旅行は0.4%減の643億5900万円。連休の日並びの悪さが影響した。海外旅行は7.9%減の368億9100万円、国際旅行は43.8%増の57億6400万円、旅行関連商品その他は6.9%増の54億4200万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は12.0%増。うち一般団体は「官公庁.自治体」が228.4%増、「企業」が6.9%増、「組織」が22.2%減だった。教育団体は13.6%増となった。
企画商品は5.5%減で、うちブランド「エース」は3.7%減。手配旅行を含む個人旅行全体では4.0%減だった。
方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、前年を上回ったのは3.6%増の沖縄のみ。前年を下回ったのは、19.0%減の北海道、10.6%減の東北、8.3%減の関東など。
海外旅行は、団体旅行が18.7%増、企画商品が13.8%減、FITが8.4%減だった。
JTBトラベル九州の実績がJTB九州の実績に包含され、JTBエイティーシーがJTBグローバルマーケティング&トラベルに編入されたため、今月から対象会社数はこれまでの23社から21社となっている。
今年1月23日に行われた第9回授賞式の様子