ＪＴＢの年末年始（2024年12月23日～25年1月3日）の旅行意向に関するアンケート調査によると、「行く（「たぶん行く」含む）」と回答した人は18.6％で、前年比1.2ポイント減、19年比1.4ポイント減となった。「行かない（「たぶん行かない」含む）」は、81.4％で、前年比1.6ポイント増、19年比1.3ポイント増だった。
旅行に行かない理由は、最多の「年末年始はいつも家でゆっくりしているから」が36.9％、次いで「年末年始は混雑するから」が30.4％だった。「年末年始は旅行費用が高いから」は23.9％、「家計に余裕がないので」は23.2％となり、経済面が影響していることもうかがえる。
「今年の年末年始の生活」状況を聞いた結果では、「昨年より収入が増えた」が7.1％、「昨年より収入が減った」が14.0％。家計に関しては「余裕がある」が4.6％、「余裕はない」が25.3％となった。
収入や家計の状況を踏まえ、「趣味や旅行などにかける費用を減らしている」は14.6％（前年比0.4ポイント増）、「趣味や旅行などにかける費用は減らしていない」は8.9％（同0.3ポイント増）だった。いずれも前年から増加しており、趣味や旅行への支出を増やす人と減らす人が明確に分かれる結果となった。
