JTBは、南紀白浜の泊食分離型宿泊プランでエリア内の旅館やレストランでの夕食を選べるようにした。旅行先での食事を楽しみにする人が多いなかで、メニューを自由に選びたいという幅広い年齢層のニーズにこたえて企画したもの。
10月31日に発売した関西発商品「白浜スタイル」は、夕食をエリア内の宿泊施設やレストラン、居酒屋など27施設から選択できる。メニューは「紀州本クエ会席」や「熊野牛&海の幸の鉄板焼き」「紀州田辺の釜揚げしらす丼御膳」のほか、和洋中バイキング、地中海料理などバラエティに富む。宿泊は13軒のホテル・旅館の中から選ぶ。
旅行代金は、宿泊施設ごとの設定で、宿泊と朝食、夕食基本代金3千円を含む。夕食メニューにより追加代金が必要。
夕食での移動に便利な往復のタクシーチケットを用意した。宿泊先で夕食を食べるため不要の場合は500円の館内利用券として使える。
従来の泊食分離型商品は客が自分で食事先を探していた。JTBでは「地元の人が食べる店でその土地のおいしいものを食べたい」「地元で人気の雰囲気のいい店を紹介してほしい」といった顧客の声を受けて企画した。