JTBは4月27日、これまでの旅行経験を基に旅行タイプを診断し、まだ訪れていない旅行先の楽しみ方を提案するサービスをフェイスブック(FB)上で始める。旅行タイプを知り、新たな旅行に出てもらうためのきっかけ作りにつなげたい考えだ。
新サービス「初体県の旅」は、「修学旅行で行った場所は」「家族旅行で行った場所は」など10の質問でこれまで訪れた地域(県)を聞き、導き出した旅行タイプと推奨する未訪問地(=初体県)を表示する。旅行タイプでは、訪問地域が少ない東京出身の女性には「関東の箱入り娘」、東北方面の旅行が多い男性には「みちのくの放浪侍」などと訪問地、性別、出身地などから、利用者にユニークな呼び名をつける。
同サービスは、FB上のアプリにて提供し、利用者のFBページに、旅行タイプとすすめられた初体県の結果を投稿できる機能を設けた。利用者には、FBページのデザインなどにも使える初体県の旅行先のオリジナルイメージ写真を贈る。
知人間での話題作りや口コミ効果による旅行意欲の醸成など、SNSならではの効果も狙う。