
関西大学高松市チームの発表
JR西日本は12月16日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で産官学プロジェクト「瀬戸内カレッジ」の成果報告会を開いた。大学生に観光地などの視察を通して若者目線による観光プランを作成してもらい、地域活性化、旅行需要の喚起とともに学生の成長を目指した事業。西日本を中心に6大学が参加し、関西大学高松市チームが最優秀賞を受賞した。
関西大学高松市チームのプランは香川県高松市を舞台に、関西在住の19~25歳のカップルをターゲットに設定。
観光施設や飲食店でさまざまな特典が受けられる「ラブコイン」の販売や、屋島名物「かわら投げ」の的を丸からハート型に変える、サンポート高松で高松港の灯台「せとしるべ」を模した光るドリンクやうどんを使った新感覚の軽食を夜限定でキッチンカーで販売するなどのプランを提案した。
「カレッジ」は北陸、南九州、新潟など、エリアを変えて毎年実施している。19年は瀬戸内エリアを対象に、8自治体、6大学、JR四国の協力で実施した。
関西大学高松市チームの発表