
プラレールカーの1号車
JR西日本は19日、博多駅〜新大阪駅で山陽新幹線500系こだま号「プラレールカー」の運転を開始した。500系こだま号の車両1号車をタカラトミーの鉄道玩具「プラレール」の世界を表現した空間に改造したもので、小さな子どもや家族客で楽しめる車両として導入。JR西日本とタカラトミー、パナソニックの3社による異業種コラボにより実現した。
プラレールカーには縦横1800×1800ミリのプラレールの大型ジオラマを展示し、プラレールで子どもたちが遊ぶことができるプレイゾーンを設置した。プラレールは、パナソニックの乾電池「エボルタ」を使用して動かしている。
他にも、子ども用の運転台や記念撮影スポットも用意。絵本や子ども用の制服も無料で貸し出している。
また、隣接する2号車には、多目的室や大型荷物置場など家族旅行に便利な設備も整備した。
プラレールカーの車両側面にはプラレールをデザインしたラッピングも施した。
プラレールカーは、来年3月までの毎日、博多駅—新大阪駅を1日1往復運転する(一部運転しない日がある)。
1号車は自由席で、プラレールカーを利用するのに特別な予約やきっぷは不要となっている(通常の運賃はかかる)。

プラレールカーの1号車