
英語応対能力検定ホームページ
接客現場での「おもてなし英語力」を測る「英語応対能力検定」を運営する学びUPコミュニケーションズ(東京都千代田区)と旺文社(東京都新宿区)はこのほど、JR東日本(東京都渋谷区)に、英語応対能力検定と検定公認学習教材のeラーニング「ココマナ とにかくひとこと英語応対講座 鉄道コース」がセットで採用されたと発表した。
接客時のおもてなし英語力を効率的に学んで、実力を測る「英語応対能力検定」は旺文社、カシオ計算機、毎日新聞社の共同事業会社「学びUPコミュニケーションズ」が昨年3月から運営している検定。鉄道、販売、宿泊、飲食、タクシーの「業種別試験」と、まちかどでの応対を想定した「一般試験」があり、スマートフォン、タブレット、パソコンで受験できるインターネット試験。訪日外国人に対して、必要な案内やサービスができるか、基本的なおもてなし英語力をA~Dの4段階で総合的に評価する。受験料は、6500円(団体受験は5850円、いずれも税別)。公認学習教材には書籍やカシオ計算機が販売する学習機「joy study」のほか、今回採用されたeラーニングなどが用意されている。
旺文社が開発した「ココマナ」は、各業種に特化したフレーズを最短2カ月で学べる法人向けeラーニング教材。スマートフォンにも対応し、シフト勤務の職場でも時間や場所にとらわれず、受講可能だ。基本価格は、1人1万1千円(税別)。
JR東日本では翻訳アプリをインストールしたタブレットを各駅に配備するなど、外国人旅行客へのサービス向上を図る。今年度は同社社員らを対象として、10月から「ココマナ」の受講を開始。来年2月20日から3月15日の期間に実施する英語応対能力検定を受験し、効果を測るとのこと。
英語応対能力検定ホームページ