
JR 各社との連携を訴える磯田会長
JRグループ協定旅館ホテル連盟(磯田光治会長=ホテル松島大観荘、3166会員)は11日、東京のホテルメトロポリタンで通常総会を開き、連盟の地域本部とJRの地域各社が連携を深め、地域観光振興、着地型観光開発に積極的に参画、宿泊券増売を図るとした今年度事業計画を承認した。
磯田会長は「リーマンショックと新型インフルエンザで我々業界は大変な状況だ。ただ、21世紀は我々がリーディング産業になる。JR各社としっかりとした関係を築いていきたい」とあいさつ。
JR6社の代表から、各社の営業状況を交えてあいさつした。「サミット効果に期待」(JR北海道)、「地域の宝(観光素材)に磨きをかける」(JR東日本)、「『今しかない』商品でお客さまを動かす」(JR東海)、「兵庫応援キャンペーンを展開」(JR西日本)、「高速道路千円で多くのお客さまが車で四国に来ている」(JR四国)、「インバウンドが我々の生き残る道」(JR九州)など、それぞれの近況を報告したほか、地域振興のパートナーとして、旅連会員に期待を寄せるあいさつを行った。
JR旅連は北海道から沖縄まで、全国7カ所に地域本部を置き、JR各社と連携した観光開発など、地域主体の事業を行っている。

JR 各社との連携を訴える磯田会長