
JR旅ナカ倶楽部EAST(ロゴ)
JR指定休憩店連盟東日本支部(113会員)は13日、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)で通常総会を開いた。役員改選では新会長に小黒曻己氏(磐梯グループ会長)を選出した。小黒新会長は「大任を仰せつかった。JR東日本、びゅうトラベルサービスと連携しながら地域を活性化していきたい」とあいさつした。
今総会で退任した小野寺邦夫前会長は「地域に誘客し、施設を使っていただくことが一番大切だ。それには皆さんの協力が必要となる」と訴えた。JR側からは鴇澤良次副会長(JR東日本営業部課長)が「GW期間中のびゅう商品の売り上げは前年同期比54%増と堅調だったが、GW後は足踏みしている。旅行業界の中でパッケージ商品の取り扱いが減っているが、地域の皆さまとの連携を強化し、さまざまな取り組みを行っていきたい」と語った。
来賓としてあいさつしたびゅうトラベルサービス(VTS)の向久保文一取締役国内旅行担当が「高額商品を中心にエスコート商品は調子が良い。四つの重点エリアである静岡、栃木、群馬、岩手を含め、夏の需要を狙っていく」と意気込んだ。また今後について「22年にはびゅう商品の販売が終了し、ダイナミックレールパック(DP)が主力商品となる。170万人いる大人の休日倶楽部の会員に向けたエスコート商品も続けて販売する。好調な高額商品、大量送客商品を伸ばしていきたい」と方針を述べた。
18年度の報告では、ホームページ(HP)「旅ナカ倶楽部EAST」のリニューアルを行い検索をしやすくすると共に、JR東日本本社や支社のHPにバナー展開したことなどが報告された。
19年度の事業では、4月から実施している静岡DCや10月から実施予定の「新潟県・庄内エリアDC」、翌年4月からの「群馬DC」を見据えた情報交換や連携強化を行うほか、JR旅ナカ倶楽部EASTの愛称名の浸透に取り組む。
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