JR北海道は19日、洋上から北海道の観光スポットを望む旅行商品を発売した。商船三井客船とのタイアップで「道内発着のクルーズと鉄道を組み合わせた商品(レール&クルーズ)は今回が初めて」(JR北海道)。
国内旅行ブランド、ツインクルの誕生20周年記念企画。使用船舶はにっぽん丸で、商品名は「利尻・礼文・知床にっぽん丸クルーズ」。5日間(小樽〜利尻〜網走〜礼文〜小樽)、3日間(小樽〜利尻〜網走と網走〜礼文〜小樽)の2コースを設定し、出発は8月下旬から9月上旬とした。小樽〜利尻〜網走の場合、JR小樽駅までJRを使って移動。利尻、網走港とにっぽん丸に乗り、JR網走駅からJRで帰る。
旅行代金は6万4千円からで、5日間コースは17万円となる。
船上では北海道の旬の食材を使った無料試食タイムやフォークミニコンサートなどイベントを開き、船旅ならではの過ごし方を提供する。