JRグループは来年1月1日から3月20日まで、京都市、市観光協会などと共同で、京都デスティネーションキャンペーン(DC)「京の冬の旅キャンペーン」を開催する=写真はパンフレット表紙。
期間中には「非公開文化財特別公開」やそれらを巡る「定期観光バス特別コース」のほか、京の伝統産業や伝統工芸などを体験できる「京都『千年の心得』」が催される。また、京の早春の灯りと花のイベントとして定着してきた「京都・東山花灯路」も開催。
非公開文化財特別公開は「秘められた京の美をたずねて」をテーマに、霊鑑寺や相国寺慈照院など、駅から徒歩で行ける観光スポットを多く設定した。
定期観光バス特別コースは、来年のNKH大河ドラマ「八重の桜」放映を記念して、幕末から昭和の動乱期を力強く生き抜いた女性・新島八重の生涯にスポットを当てた「うるわし」、代々皇女や摂関家の息女が主を務めた由緒ある尼門跡寺院や宮家ゆかりの寺を訪ねる「みやび」、普段非公開の建築と庭園美を訪ねる「やすらぎ」、京都の豊かな食を堪能するとともに、今回は奇祭で知られる神社なども訪ねる「あじわい」の4コースを運行する。
また、キャンペーンと連動して、京都の体験型素材を集めた京の体験キャンペーン「京のたしなみ」も展開する。