日本政府観光局(JNTO)はこのほど、東京・丸の内にある外国人向け総合観光案内所「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター」(以下TIC)のユニバーサルデザイン対応を強化した。高齢者や障害者を含む外国人など全ての人に利用しやすいよう、ハード、ソフト両面の改善にTICの運営を委託している三菱地所と共同で取り組んだ。
ハード面では、点字に文字を重ね合わせることで、目でも指でも読むことができる新しいスタイルの点字「ブレイルノイエ」の設置を4月中に完了予定。施設内の床には点字ブロックを敷設したほか、コミュニケーションを支援するボードやスタッフの声が聞き取りやすくなる聴覚支援機器などを導入した。
ソフト面では、障害者などをサポートする心構えや行動の習得を目的とした「ユニバーサルマナー検定」をTICのスタッフが受講した。