
JNTOは5月28日、訪日外国人個人旅行者に向けて、外国語ナビゲーション機能を備えたウェブページ「JNTOトラベルプランナー」(http://www.jnto.go.jp/)を開設した。
訪日外国人旅行者がWEB上で日本の旅行計画を行う際に、移動経路、利用する交通機関、費用、所要時間などを検索できるようにした。「日本の交通システムは高度に発達している半面、非常に複雑なため移動に困難を感じるとの声がインバウンド客向けアンケートで多かった」(JNTO)ことから、訪日外国人旅行客受け入れ態勢整備の一環として始めた。
JNTOが展開している、英語、中国語繁体字、韓国語の各日本観光情報発信サイトに同機能を導入した。日本全国を対象とする中国語、韓国語表記のWEB地図サービスとしては日本で最初の運用事例となる。
駅探(東京都中央区)が提供する、電車の乗り換え案内を英語で行う「英語版・乗り換えASPサービス」と、インクリメントP(東京都目黒区)の日、英、中、韓四カ国語対応の地図配信サービス「多言語MapFAN onPage」をもとに、両社がJNTOトラベルプランナー向けに仕様改訂と開発を実施。さらにラ・ユニオン(東京都千代田区)がJNTOのウェブサイト仕様に合わせた利用しやすいユーザインターフェース(利用者向けの画面と操作性)を制作した。
