「もう一泊、もう一度」国内宿泊旅行拡大キャンペーンを展開する日本旅行業協会(JATA)は、会員旅行会社で宿泊旅行を購入した人を対象とした10年度のプレゼントキャンペーンを実施。その抽選会を3月25日、東京・霞ヶ関の本部事務局で行った。応募総数は前年度の10倍となる8万8441通にのぼった。
昨年4月から今年3月中旬までの期間中の4泊で応募可能な「もう一泊、もう一度コース」に1万9026通が、4期に分けた中での1泊を条件とした「四季の彩りコース」に6万9244通が、中学生以下の子どもを持つ家族が夏期の1泊で応募できる「家族旅行特別コース」に171通が寄せられた。前年度は半年間で8605通だった。
抽選会には同キャンペーンを推進する国内旅行委員会の吉川勝久委員長(近畿日本ツーリスト社長)と国内・訪日旅行業務部の興津泰則部長らが出席。吉川委員長は「応募が非常に多く、反響が大きかった」と語り、「3年目となる11年度のキャンペーンを震災から元気を出してもらう活動にしたい。必ず乗り越える」と力強く宣言した。
抽選を行う吉川委員長(右)と興津部長