
髙橋会長
日本旅行業協会(JATA)は3日、海外企画旅行の再開に向けた準備の一環として、JATA会員旅行会社で構成する視察団の第1弾として、「JATA ハワイ視察団」を米国・ハワイに派遣した。行程は、7日までの計5日間で、参加者は髙橋広行会長(団長)をはじめとした21人。ハワイ州知事など観光行政関係者や要人との会議、意見交換のほか、ハワイの受け入れ環境を確認するなど、海外旅行の再開に向けた活発な姿勢を見せ、期待と意欲の醸成を図る。
視察団は、安心で安全なハワイ側の受け入れ態勢の確認と確立や、ハワイにおける日本市場のプレゼンス向上を目的に実施。第1弾としてハワイを選んだ理由について髙橋会長は「日本人海外旅行の『シンボリック』な方面であるハワイを選定した」と話す。
視察先では、(1)ハワイ観光行政関係者らとの会議、意見交換(2)海外旅行ガイドライン(手引書)の現地関係者、関連施設への説明、検証(3)ウィズコロナでの新しい素材開拓、仕入れ・オペレーション事情把握―を行う。
会議、意見交換には、ハワイ側からはハワイ州知事のほか、ハワイ州4郡知事、ホノルル市長、ハワイ州議会上下院議員議長、在ホノルル日本国総領事館、日本ハワイ旅行業協会などが参加する。
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