JAL、ANA中間決算 旅客回復、貨物堅調 通期は両社とも黒字見込む


 JALグループ(JAL)とANAホールディングス(ANA)はこのほど、2023年3月期中間決算(22年4月1日~9月30日)を発表した。北米―アジア間の国際旅客や、レジャー、ビジネスなど国内旅客、高水準が続く貨物の需要が高まり、両社とも増収増益に。ANAは純利益が黒字に転換した。通期連結業績は、両社とも黒字を見込んでいる。

 

旅客回復、貨物好調 JAL

 JALはグループ連結売上高が前年同期比112.8%増の6185億2200万円、EBITが3億8200万円(前年同期は1518億1800万円)。純損失は21億1200万円(同1049億7600万円)と前年から約1028億6400万円改善した。国内外ともに航空旅客需要は回復。貨物は、世界的にひっ迫した状況が続いていることから、需要や単価は引き続き好調だった。

 国際旅客の売上高は同460.3%増の1632億円に。アジア―北米間の通過需要が堅調だったことに加え、入国制限の緩和から、企業の海外出張や観光需要を取り込んだ。国内旅客の売上高は同132.5%増の2086億円に。ゴールデンウイークや夏休みを中心に回復した。LCCは115億円だった。

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