
JALグループは10月31日、2024年3月期第2四半期連結業績(23年4月1日~9月30日)についてとりまとめた。売上収益は前年同期比32.7%増(19年同期比9.6%増)の8209億円、EBITは前年同期の2億円から912億円に(19年同期比10.0%増)、純損益は前年同期の21億円の赤字から616億円の黒字に(同13.9%増)。第1四半期に引き続き、国際旅客は好調な海外発需要に加え、日本発需要も回復基調にあり、期初時点の想定を上回って推移。国内旅客についても観光需要がコロナ前同水準の旅客数まで順調に回復するなど、航空旅客需要は全体的に順調な回復が見られた。売上収益、EBIT、純損益は、すべてコロナ禍前の19年同期実績を上回った。
国内旅客事業では、高い競争力と柔軟な価格施策により需要獲得を推進。旅客収入は19年同期比3.7%減の2750億円、旅客数は同9.7%減の1752万6千人となった。
国際旅客事業は回復する需要を確実に取り込み、旅客収入は同15.2%増の3144億円となった。旅客数は同33.4%減の329万4千人だった。
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