IR産業の活性化と発展を目指す日本初のIR産業向け展示会、「関西統合型リゾート産業展」(関西統合型リゾート産業展実行委員会主催)が15、16日、大阪市のインテックス大阪で開催された。
海外のIR事業者やメーカーなど約80社・団体が出展し、自社のカジノ施設や最新技術、商品、サービスをPRした。
会場ではセミナーも開催された。15日は世界でIRを展開するオペレーター7社の経営陣による講演や、溝端宏・大阪府・大阪市IR推進会議座長(大阪観光局理事長)、柏木陸照・大阪市経済戦略局局長、西田淳一・大阪府商工労働部部長がそれぞれ基調講演した。
16日は「大阪・成長型IRにおける地域経済の振興策とは?~地元還元、地域ブランディング、アウトソーシングのあるべき姿~」と題したパネルディスカッションが開かれた。
パネリストは岡部智(ギャラクシーエンターテインメントジャパン総支配人)、ジェフリー・デイビス(メルコリゾーツ&エンターテインメント、メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパンエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者、代表取締役最高責任者)、ケビン・サリバン(日本MGMリゾーツ日本統合型リゾート開発担当シニア・バイス・プレジデント)、中條辰哉(ラスベガスサンズ国際マーケティング担当シニア・バイス・プレジデント)の各氏。
ギャンブル依存症問題に焦点を当てたシンポジウムも多数開催。中川真・内閣官房ギャンブル等依存症対策総括官が政府の取り組みについて講演した。