IHGホテルズ&リゾーツは25日、グローバルで「IHG Clean Promise(クリーンプロミス)」を立ち上げ、衛生対策を強化すると発表した。
世界最大級のホテルグループ、IHG® Hotels & Resortsでは、衛生面における基準を再定義し、滞在中のお客様の安心・安全をサポートすることにより、世界中のIHGホテルにて、ゲストエクスペリエンス向上を図ってまいります。
新たな科学に基づく手順とサービスの基準を取り入れるため、衛生業界をリードする専門家として広く知られる、Cleveland Clinic(クリーヴランド・クリニック)、 Ecolab(エコラボ)そして、Diversey(ディバーシー)と提携し、グローバル全体で「IHG Clean Promise」(IHGクリーンプロミス)を立ち上げました。より強化された衛生対策により、お客様に安心・安全を提供するとともに、ホテル従業員に対する安全保護対策を行ってまいります。
IHG最高経営責任者であるキース・バーは、次のようにコメントしています。「将来の旅のスタイルが今までと異なるように見える一方で、私たちの掲げる「True Hospitality」をお届けする上では、安全かつ安心な滞在は根底にあるものであると考えています。IHGが培ってきた知見や経験と、感染予防、衛生管理業界をリードする「Cleveland Clinic」、「Ecolab」、 「Diversey」の各専門企業と共働することで、お客様や従業員の安全を確保することにフォーカスしています。その上で、IHGでは、安全を確保するための取り組みを集約した「IHG Clean Promise」を立ち上げました。この「IHG Clean Promise」では、テクノロジーの力が生かせる場面における技術の活用や、強化し、可視化された念には念を入れた清掃対策の導入、そして従来の方法とは違う飲食へのアプローチなどが含まれています。」
「IHG Way of Clean」(IHGウェイ オブ クリーン)をさらに高める
IHGでは、長年に渡り、清掃に関する厳格な基準を設けてまいりました。2015年に導入された「IHG Way of Clean」プログラムは、衛生面および清掃に関するサービスの最前線で活躍する「Ecolab」と「Diversey」によって開発されました。このプログラムには現在、COVID-19に対する手順とベストプラクティスが追加、展開されており、その多くはすで世界保健機関(WHO)、疾病管理予防センターおよび世界中の地方公衆衛生当局による助言を反映させた上で、実施されています。
「IHG Way of Clean」には、すでに医療機関で行われているレベルの消毒剤を使用したディープクリーニングが含まれており、以降、ホテルの各エリアにて、さらに強化された清掃プロセスをご確認いただけます。
- レセプション: チェックイン時の接触を減らす、非接触で対応可能なご清算、フロントデスクにスクリーンシールドを設置、消毒ステーション、消毒済みカードキー、ペーパーレスチェックアウト
- 客室: 消毒されたアイテム(ガラス製品、リモコンなど)の可視化、室内の備品及び頻繁に触れるアイテムの削減、ランドリーに関する新しい手順、新しいテクノロジーの使用
- パブリックスペースとその他共有施設: 頻繁に触れられる部分に対する追加の清掃、ソーシャル・ディスタンス、前回の清掃が行われた日時表示、プール、フィットネス、ラウンジの使用例の表示
- 料飲関連: ビュッフェ、宴会、ルームサービス、ケータリングに関する新しい基準とサービスアプローチ
お客様と従業員の安心・安全をサポート
IHGでは、お客様と従業員の安心・安全を確保することを重視しており、世界的に知られているCleveland Clinicの医療専門チームと緊密に連携し、ホテルチームが、新しい環境の中でお客様の安全を確保するためのガイダンスとリソースを開発しています。
- ホテル内およびIHG予約チャネルでの衛生面及び清掃に関する情報
- ソーシャル・ディスタンスを保護する手順の表示とご案内
- ホテル従業員の必要に応じた衛生保護具着用に関するガイダンス
- 従業員へのトレーニングと認定制度
- お客様へのクリーニングキットアメニティの提供
- 客室およびホテル全エリアにおいて、最も頻繁に手で触れる部分に対し使用可能な手指消毒剤の設置と除菌清拭ワイプ
IHGクリーンプロミス及びグローバルクレンリネス委員会
IHGでは、最新の対策を講じ、クリーンプロミスを立ち上げました。 この取り組みは、世界中のIHGホテルズ&リゾーツにて、2020年6月1日から展開され、お客様がご滞在される客室の衛生面がIHGの厳しい基準を満たしていることにより、ご安心いただけます。オペレーション、安心・安全面、そしてゲストエクスペリエンスの分野のIHGエキスパートが集結し、立ち上がったグローバルクレンリネス委員会がこの取り組みをリードしており、また新たに「クリーブランド・クリニック」のチーフクリニカルトランスフォーメーションオフィサーであるJames Merlino氏など外部のスペシャリストとも協力し、ソリューション、ベストプラクティス、その実施プロセスについて定義しています。
一方で、各ホテルでは、ホテル従業員の中から「クリーンチャンピオン」を選出し、世界中のIHGホテルですでに浸透している衛生面におけるカルチャーを引き続き定着させていきます。クリーンチャンピオンは、お客様及び従業員に対し、新たな環境でのナビゲーターとして、ホテルチームがこれらの高い衛生基準を常に提供できるようにサポートしていきます。
IHG® / IHG・ANA・ホテルズグループジャパンについて
IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ) [LON:IHG, NYSE:IHG (ADRs)]は、下記の幅広いホテルブランドのポートフォリオを有する、インターナショナル企業です。
シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパ, リージェント ホテルズ&リゾーツ, インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ, キンプトン ホテルズ&レストランツ, ホテル インディゴ, EVEN ホテルズ, HUALUXE ホテルズ&リゾーツ, クラウンプラザ ホテルズ&リゾーツ, voco™, ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ, ホリデイ・イン エクスプレス, ホリデイ・イン クラブバケーションズ, avid ホテルズ, ステイブリッジ スイーツ, Atwell スイーツ, キャンドルウッド スイーツ
世界約100ヶ国に5,900ホテル、882,000室を展開するグローバルホテルオペレーターです。さらに、世界、約1,900軒のホテルが開発中となっています。また、IHGのロイヤリティプログラム、IHGリワーズクラブは、世界最大級のロイヤリティプログラムで、現在、世界1億人を超える会員の皆様に様々な特典をお楽しみいただいております。
InterContinental Hotels Group PLCは、グループの持株会社であり、英国に設立、英国およびウェールズに登録されています。現在世界中のIHGホテル及びコーポレートオフィスには、400,000人を超えるIHGチームメンバーがおり、日々世界中から集まるお客様をお迎えしています。
日本国内では、2006年12月に、IHGとANAの業務提携によるジョイントベンチャー会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立。2019年12月現在、国内33ホテル、約10,000室を展開しています。その内、9軒がインターコンチネンタル、19軒がANAクラウンプラザ、5軒がホリデイ・インのブランドの下に運営しています。また、2020年1月には新規ブランドとしてホテルインディゴ箱根強羅を開業。さらに2020年には、ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん、KIMPTON SHINJUKU TOKYO(キンプトン新宿東京)、2021年には、ホテルインディゴ犬山有楽苑、2022年にはインターコンチネンタル沖縄美らSUNリゾートの開業を予定しております。
<2019年12月31日現在>
IHGグローバルサイト: www.ihg.com
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのウェブサイト: www.anaihghotels.co.jp
IHGグループサイト: www.ihgplc.com
Cleveland Clinic(クリーブランド・クリニック)について:
Cleveland Clinic(クリーブランド・クリニック)は、臨床および病院のケアと研究および教育を統合する非営利の多専門学術医療センターです。オハイオ州クリーブランドに位置し、協力、思いやり、イノベーションの原則に基づいて優れた患者ケアを提供することをビジョンとして、有名な4人の医師によって1921年に設立されました。クリーブランドクリニックは、冠状動脈バイパス手術や米国での最初の顔面移植など、多くの医学的ブレークスルーを開拓してきました。 U.S. News&World Reportは、毎年行われているの「アメリカベストホスピタル」調査でクリーブランド・クリニックを全米で最高の病院の1つとして挙げています。世界67,554人のクリーブランド・クリニック従業員のうち、4,520人以上の医師及び研究者、140の医療専門医とサブ専門医を代表する17,000人の登録看護師及び高度な医療従事者が含まれています。クリーブランド・クリニックは、6,026床の医療システムからなっており、クリーブランドダウンタウン近隣に位置する165エーカーのメインキャンパス、18の病院、220以上の外来施設、フロリダ南東部の次のロケーションが含まれます: ネバダ州ラスベガス、カナダのトロント、アブダビ、アラブ首長国連邦、イギリスのロンドン。2019年は、クリーブランド・クリニックの医療システム全体で、合計980万回の外来通院、309,000の入院と観察、255,000の外科症例に対応しています。全米から、そしてその他世界185カ国から治療を受けるために受診しています。
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