ホテルマネージメントインターナショナル(HMI、東京都中央区)は11月30日、勝浦スパホテル三日月(千葉県勝浦市)と鴨川スパホテル三日月(同鴨川市)の事業を現運営会社から継承すると発表した。2館のさらなる発展と多様化するニーズへの対応を目的に、施設、設備への大規模な投資を行う。来年3月1日から新規営業を開始予定。
勝浦スパホテル三日月、鴨川スパホテル三日月は1961年開業。いずれも南房総に位置し、全室オーシャンビューの客室、1年中利用できるスパや大海原が望める展望大浴場などを有し、個人から小グループ、団体まで幅広い層の顧客に利用されてきた。HMIホテルグループは、「房総地区の南房総市白浜『ホテル南海荘』とともに、当社が長年の経営を通し研さんを積んできた運営技術を駆使し、2館が築いてきた信頼と実績をもとに、より高品質な海浜リゾートホテルとして利用者に満足してもらえるよう鋭意精励していく。微力ながら地域の発展に貢献したい」と方針を示した。
同グループは両館の社員の継続雇用を表明し、予約については、「既予約、来年3月1日以降の予約についてもホームページ上での申し込みや、各旅行代理店との予約受け付け体制を維持し、滞りなく対応していく」としている。