HISホテルホールディングスは17日、「リゾートホテル久米アイランド」と業務提携したと発表した。
久米島は、東洋一といわれる砂浜の島「ハテの浜」や、多彩なダイビングスポット、ラムサール条約に登録されている湿地・渓流、国指定史跡「具志川城址跡」、国指定天然記念物「畳石」など、多岐にわたる観光資源があります。また、車海老と海ぶどうの生産量日本一を誇ります。
久米島の東南に位置する「リゾートホテル久米アイランド」は、久米島最大級の敷地面積と客室201室を誇り、プール、テニスコート、宴会場、レストラン、ラウンジと各種アクティビティなどを有します。さらに、「日本の渚100選」にも選ばれた久米島屈指のビーチ「イーフビーチ」に隣接(徒歩約1分)しているリゾートホテルです。現在は海洋深層水を利用したミネラルウォーターや自然塩の製造販売をする「久米島海洋深層水開発株式会社」が運営しています。
この度の業務提携によりHIS.H.H.は、将来的に「リゾートホテル久米アイランド」の運営・管理業務へ参画し、ホテル事業展開の拡大を図ると共に、エイチ・アイ・エスグループの強みでもある国内外からの集客力を活かし、久米島における観光産業の更なる発展を目指します。
<リゾートホテル久米アイランド>
所在地 :沖縄県島尻郡久米島町字真我里411
アクセス:那覇空港より飛行機で30分、久米島空港より車で20分
客室数 :地上6階建て201室
URL:https://www.kumeisland.com/ ※画像は外観(イメージ)
既存のホテルや旅館への資本提携を含む協業への取り組み
HIS.H.H.では今後、国内外の既存のホテルや旅館への資本提携を含む協業を強化してまいります。足元では、依然として新型コロナウイルスの影響が大きくありますが、この影響で収益に影響を受けたホテル・旅館等の運営支援を様々な角度から検証し、人的リソースの協力や派遣、協業、資本参加、M&Aなどを再生支援の選択肢として用意したうえで、既に複数の宿泊施設と協議を開始しております。観光業において市場の回復が早いと見込まれる国内旅行需要、来年開催の東京五輪にむけて再び増加が見込まれる訪日旅行需要に備えてまいります。
HIS.H.H.が展開する先進性やテクノロジー、エンターテインメント性・運営の効率化と、既存のホテル・旅館が持つ運営ノウハウを合わせることで、新しい運営スタイルを確立し、さらなるサービスの向上を図ります。
これらの協業を通じて地域経済活性化の一助を担い、地元に愛され続けたホテルや旅館の存続に努め、雇用の継続もしてまいります。
H.I.S.ホテルホールディングス株式会社
変なホテル、ウォーターマークホテル、グリーンワールドホテル、グアムリーフホテルの4ブランドを展開し、日本・バリ島・台湾・グアムに全36施設を運営しております。年内にウォーターマークホテル京都・変なホテル 奈良・変なホテル 小松駅前、3施設の開業を予定しており、来年以降は国内外に開業予定がございます。ホテルを基点とした旅の楽しさ・ビジネスシーンでの利便性の実現のため、「繋がる」「快適」「先進的」「遊び心」「生産性」の5つをコアバリューとして追及し、世界一の生産性・効率性を掛け合わせ、お客様へよりリーズナブルに、より人生のスパイスとなるような楽しい体験を提供してまいります。