エイチ・アイ・エス(HIS)とDMM.com(DMM)は3日、デジタルコンテンツ開発の新会社「地域創生LAB」(古宮健史社長)の事業を開始した。設立は7月15日。観光デジタルコンテンツを開発し、地域と旅行者をつなぎ地域活性化を推進する。
新会社では、HISの旅行事業の強みである集客、送客機能、DMMの強みであるデジタルコンテンツ開発を掛け合わせ、地域の魅力の引き出しや新しい観光コンテンツの開発を行う。
事業は主に地方創生事業として(1)デジタルコンテンツ開発・販売事業(2)地域開発コンサルティング事業(街創り)(3)人材育成事業(4)教育事業(5)インフラ事業―に取り組む。
「地域や状況に合わせた販売、集客の仕組みを構築し、交流人口と消費額の最大化を目指す事業目的を地域の関係者と共有し、共に地域共栄、地域創生を行うオンリーワンの展開を行う」と関係者。
資本金は8千万円、出資比率はHISが51%、DMMが49%。