会場の様子
生産性向上AIを紹介 SDGs対応の製品なども
旅館、ホテルなどホスピタリティ・フードサービス業界に向けた3商談展示会「第51回国際ホテル・レストラン・ショー」「第44回フード・ケータリングショー」「第23回厨房設備機器展」（3展の通称＝ＨＣＪ2023）が7～10日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催された。4日間で4万6457人が来場し、昨年よりもおよそ1万8千人増加した。700以上の企業、団体が出展。生産性向上や人手不足対策に貢献するＡＩなどの次世代技術をはじめ、「ＳＤＧｓ」の対応を促進する製品・サービスなどが展示された。
国際ホテル・レストラン・ショーは外食・宿泊・レジャー業界向け、フード・ケータリングショーは給食・宅配サービス業界向け、厨房設備機器展はセントラルキッチンを含む総合厨房・フードサービス機器に関する商談専門展。ＨＣＪ2023の主催は日本能率協会（ＪＭＡ）。
サービス産業界の課題のうち、今回は（1）安心、安全なサービス環境の確保ならびにＳＤＧｓ対応の促進（2）デジタル技術の導入による生産性向上・人手不足対策（3）地方創生に資する地域産品の全国展開、観光サービスの高付加価値創出―の3点に焦点を当てた。
各種テクノロジーによる顧客体験価値向上と生産性向上をサービス業界に向けて提案する「サービス業×テクノロジーＥＸＰＯ」、空前のブームを迎えているサウナ文化をけん引する製品を多数展示する「テルマエＪＡＰＡＮ」などの企画も実施。各業界の第一人者による講演会やセミナーのほか、サステナブル食材をテーマとしてライブキッチンステージで調理したメニューの試食、試飲なども行われ、多くの来場者でにぎわった。
会場の様子
