徳島県南部から高知県東部を走る阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)で、線路と道路の両方を走るDMV(ドュアル・モード・ビークル)の営業運行が始まった。同社によると、本格的な営業運行は世界でも初めて。ここだけしか乗ることができないため、観光客の注目も集めそうだ。
開通初日の12月25日には高知県東洋町の「海の駅東洋町」で記念セレモニーが開催され、子どもたちのダンス披露や特産のぽんかんジュースの鏡開きなどが行われた。
DMV車両はマイクロバスを改造。座席数18で、旅客定員は21人。バスモードから鉄道モードへの切り替えは1分もかからない。
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