ブッキングドットコムは11月30日、東日本エリアの宿泊施設を対象とした懇親会「Tokyo Appreciation Party 2022」を東京都渋谷区の東郷記念館で開いた。約200人が参加した。
同社の東日本地区統括営業部長のオリビア・ジョン氏が、「2022年の振り返り」「2023年の宿泊動向予測」「サステナブル・トラベル」について解説した。同氏は「弊社のミッションは『すべての人に世界をより身近に体験できる自由を』。アプリでもウェブサイトでも、宿泊したい施設をすぐに見つけて予約できる導線、仕組みが一番の強みだ」と紹介。その上で「コロナ禍でインバウンド宿泊客が止まってしまった中で、国内宿泊客の取り込みと国内契約施設数の拡大に注力し、おかげさまで国内の登録施設は3万2500軒以上になった」と報告した。
19年10~11月のインバウンド客の国・地域別比率は、台湾、中国、タイ、香港、オーストラリアの順だったが、22年10~11月は、台湾、香港、韓国、タイ、米国の順で、「中国でゼロコロナ政策が続く中で、他国・地域から日本へのインバウンド客増が中国からの減少分を補っている」と分析した。
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