Booking.comは25日、休暇をハッピーに過ごす秘訣に関する世界各地のアンケート結果を発表した。詳細は以下の通り。
世界最大のオンライン宿泊予約サイト Booking.com (ブッキング・ドットコム)の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表:アダム・ブラウンステイン 以下:ブッキング・ドットコム)は、休暇をハッピーに過ごす秘訣に関して世界各地のアンケート結果を発表いたしました。アンケート回答者の73%が「自宅のような快適さ」を演出するために、私物を宿泊施設へ持ち込むと答えています。また、回答者の約70%が、宿泊施設で「自宅のような快適さ」を感じた時に、良い休暇を過ごせたと感じると答えています。そして61%は、宿泊施設のスタッフはフレンドリーなほうが良いと回答しています。
「我が家にまさるところなし」とはよく言われますが、人々は旅行中でも同じことを感じるようです。海外旅行の宿泊先がヴィラ、アパートメント、B&B(ベッド&ブレックファスト)、ホテルなど、どんな宿泊施設タイプであっても、旅行者は客室で「自宅のような快適さ」があることを期待し、またそれがかなったとき、もっとも喜びを感じると答えています。世界各地のアンケート調査によると、休暇中にはなにか新しいことを体験したいとする回答者は48%なのに対し、宿泊先は「自宅のような快適さ」を感じられる場所であってほしいとする回答者は70%に上りました。一方で日本人は、宿泊先が「自宅のような快適さ」を感じられる場所であってほしいと回答した人は、46%と世界で最も数値が低い結果となりました。また、休暇中に最も幸福を感じる瞬間としても「自宅のような快適さ」を感じた時と回答した日本人は32%と、平均74%に比べ断突に低く「自宅のような快適さ」を特に重視していないことがわかります。
特にスタッフのおもてなしは満足度の鍵を握り、世界の61%の回答者が、スタッフの対応はフレンドリーであるほうが好ましく、宿泊先のスタッフの質で休暇の良し悪しが決まると答えています。一方、スタッフの対応はフレンドリーである方が好ましいと回答する日本人は、46%と世界平均と比べても低く、スタッフに友人のように親しみをこめて対応してほしいと回答する人はさらに低い20%と、日本人は、施設のスタッフと親しく交流することをあまり好まないという結果になりました。
■海外旅行時、宿泊施設に持ち込まれるアイテム
世界の旅行者の73%が、宿泊施設では「自宅のような快適さ」を求めるため、自宅で使い慣れたものを持ち込むと答えています。キャンドルや幸運のお守り、寝具など持ち込むものは人によって様々ですが、お気に入りのアイテムでそれぞれに「自宅のような快適さ」を演出しているようです。一方で、47%の日本人は何も持っていかないと答えているものの、12%の人がスナックなどの軽食を持ちこむと答えており、馴染みある味を旅先にも求める傾向にあるといえます。
■世界のトラベラーが宿泊施設に持ち込むアイテムTOP10
世界の全体の76%が、滞在先で新しいことを体験するのは旅行の大きな目的のひとつであるとしながらも、宿泊施設で過ごす時間は至福のひとときだと答えています。刺激的な一日のあと、落ち着ける場所があることこそが多くの人の旅をさらにハッピーにしているようです。
ただし「自宅のような快適さ」のある宿泊施設を希望しているからといって、旅行者が費用を抑えたシンプルな宿を選ぶとは限りません。事実、世界の半数以上の52%が「非日常的ななにか」を宿泊施設に求め、10%が5つ星相当の質やサービスを求めています。また日本人の76%は「非日常的ななにか」を求め、世界平均と比べ最も数値の高い69%の人が宿でリラックスしたいと回答しています。
休暇の旅行でもっとも幸せを感じる瞬間において、日本人の81%、世界平均の83%の回答者が、宿泊施設に初めて足を踏み入れたときと回答していることからも、宿泊施設選びが旅の重要な要素であることは疑いのない事実と言えそうです。日本人は不思議なことに、各国に比べても一番数値が高い21%の人が宿泊施設に初めて足を踏み入れたときに緊張すると回答しており、休暇を幸せにする重大要素に「素晴らしい宿泊施設」が44%と平均の38%よりも高く、宿に対する不安と期待の両者ともに高いことが予想されます。
ブッキング・ドットコムのプロダクト担当ディレクター、デイビッド・マウは次のように述べています。