全国旅行業協会(ANTA)は、来年2月11日に和歌山市で開く第10回「国内観光活性化フォーラムin和歌山」でおよそ倍増となる1万人の集客を目標とする。二階俊博会長の出身地である和歌山県で開催する節目の大会。「二階会長もかなり意気込みを示している」(徳永雅典副会長)。
国内観光活性化フォーラムは、着地型旅行「地旅」を推進して、国内観光の活性化に貢献することを目的に03年から毎年開催されている。全旅が共催。第9回は今年1月23日に群馬県前橋市で開かれ、全国各支部のANTA会員をはじめ、観光関係者や地元の一般参加者など約5700人の来場があった。
次の第10回は和歌山ビッグホエールが会場。全旅が主催する「地旅博覧会in和歌山」も同時開催する。フォーラムの具体的な内容は検討中だが、「できるだけ多くの人に和歌山に集まってもらい、国全体の観光活性化につながるような大きな内容にしたい」(有野一馬専務理事)。
開催日から紀北、紀央、紀南の和歌山県内3エリアを訪れる地旅ツアーも設定する予定。