AIR DOは、働き方改革、福利厚生の充実として置き配社食サービス「オフィスおかん」を羽田空港の事務所で導入している。早朝、深夜に働く社員の食事の選択肢を増やし、24時間体制の勤務形態のフォロー、空港周辺の食事環境の改善につなげ、「健康経営」による働きやすい環境づくりを行っている。
オフィスおかんは、「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッション・ステートメントに社会課題に取り組むOKAN(東京都渋谷区)の法人向け置き型社食サービス。専用の冷蔵庫とボックスには、管理栄養士監修の全国各地の地の物、旬の物を使用したオリジナルの惣菜や白米、玄米、カレーなどが入り、全て1品100円で購入できる。現在は全国で約2500社・事業所で利用されている。
同社総務部の稲船豪人副部長は「人財戦略は最重要課題の一つ。置き配社食サービスは、深夜勤務が発生しやすい従業員からの悩みの解消として導入した。従業員が『イキイキと働き続けられる会社』を目指す」と話す。初期導入のトライアル3カ月間で第1ターミナル4階に所属する社員の7割以上が利用し、再利用の意向は95%だったという。
客室乗務員らが活用
「人財戦略の一つ」と稲船氏