
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)の結果、2023年9月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は5028万人泊で、22年同月比27.8%増、コロナ前の19年同月比では3.1%増となった。7月以来、2カ月ぶりにコロナ前の実績を上回った。内訳では、日本人延べ宿泊者数が4074万人泊で19年同月比0.6%増。一方で外国人延べ宿泊者数は953万人泊で19年同月比15.4%増となり、コロナ前に対して初めて2桁の伸び率を示した。
日本人延べ宿泊者数の19年同月比は、全国旅行支援の開始などで22年10~12月にプラスに転じ、23年2~3月もプラスだった。19年のゴールデンウイーク10連休の反動もあって4~6月はマイナス。7月には1.8%増となったが、8月は5.2%減だった。
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