観光庁は、「旅行業・宿泊業におけるワクチン・検査パッケージ運用ガイドライン」の策定に向けてパッケージツアーと宿泊を対象に実施した運用の技術実証の結果をまとめた。対象商品に参加した旅行者の9割以上がワクチン接種証明を活用し、検査の陰性結果を利用した事例は一部だった。旅行業、宿泊施設の現場では大きな混乱はなかったという。
宿泊の技術実証は、10月15~31日に宿泊業23社108施設で実施された。宿泊人数は7413人。ワクチン接種証明を活用した人が全体の99.6%を占めた。ワクチン接種の証明書類は、原本が65.2%、紙コピーが12.8%、写真(スマートフォン)が21.5%だった。
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